実質年率は、「実質年利」とも呼ばれ、支払利息だけでなく、全ての支払い(支払利息、手数料、印紙代など)の合計額を年率で換算したものをいいます。
これは、通常、ローンの場合は、金利に保証料を加えたものが相当します。例えば、金利が3.0%、保証料が1.5%の場合は、実質年率は4.5%となります。
現在、消費者金融においては、金利は実質年率で表示するように定められており、また利息制限法の上限金利は元本額により年15-20%となっています。
なお、実質年率は、アドオン金利との対比でも使われることがあり、これについては、借入金を複数回で返済する時の金利を考える場合、毎回の返済毎に借入残高が減少するように取扱う方法が「実質年率」なのに対して、計算上で借入残高を減少しないと取扱う(仮定する)方法が「アドオン金利」です。
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